平成28年度北方中学校後期始業式で全校生徒に話した内容です。

2016年10月12日
校長室から
平成28年度 後期始業式 挨拶
                                       H28.10.11
平成28年度後期が始まりました。それと同時に、気候も秋の空気に変わり、朝晩とても涼しくなりました。皆さんも今日から衣替えもして、気持ちを切り替えて、今日に臨んていることと思います。
 さて、終業式で前期の執行部が生徒会三本柱の取組の成果について報告をしてくれました。その中でも2つ、「あいさつ」と「掃除」については、合唱ほど自信をもって北方中学校の誇れる活動と言えないのが現状です。毎朝校門に立って、登校してくるみなさんに「おはようございます。」と声をかけています。10月に入って、生活委員会のキャンペーンもあり、4月当初に比べれば、多くの人がは「おはようございます」と反応してくれたり、会釈をしてくれたり、笑顔を返してくれたりする人が増えてきています。
 掃除については、北中三本柱の中で、誇れるものかというアンケートで、一番低い結果でしたね。みなさんが自覚している通りだと思います。しかし、中にはまじめにこつこつ掃除をしている仲間がいることも事実です。みなさんも知っていることだと思います。
 あいさつや掃除は毎日、当たり前にある日常の取組です。体育祭や合唱祭のように発表の場があるわけでもありません。そこが北方中学校の弱い所です。
 ここで想像してみてください。毎日、どんな時でも爽やかに挨拶ができる自分、毎日の掃除の時間、与えられた場所、与えられた役割をしっかり掃除できる自分、これをずっと続けることができたら、どんな自分になれるか?どんな自分に変わっているか?そして、どんな力が身に付くのか、終業式で前期の執行部が発表してくれました。  後期では、新しい生徒会の執行部を中心に、これらの日常活動を充実させ、一人一人が自信と誇りをもてるような活動にしていきましょう。
 私からは、是非授業で、仲間と共に真剣に学び合う姿を期待します。終業式で話したように、毎日の授業はみなんさんの進路、将来につながっています。新しいプロジェクターやデジタル教科書などが入り、授業の様子が変わってきています。その1時間1時間を大切にしてほしいと思います。

 さて、4月の入学式・始業式でお話をした「命」について、「命」を大切にしてほしいということは、この後期が始まるにあたって、ここで今一度皆さんにお願いをしておきたいと思います。そして、「命」は「心」とつながっているということも話しました。仲間の身体を傷つけることはもちろん、仲間の「心」を傷つけることは、絶対にないようにしてほしいということです。  4月から、これまで仲間を体や心を傷つけてしまったということが、残念ながらありました。しかし、これまでも、そんなことになった際には、すぐに対応し、悪いことについては反省し、解決することができています。これからも万が一、そのようなことがあったとしても、すぐに先生たちと力を合わせて解決できるようにしましょう。先生たちは皆さんの大切な「命」は全力で守ります。
後期は、皆さんが自分の夢を実現するために、 その土台となるのが自分自身のありようです。 自分の弱さに負けないで、こつこつと努力できる自分になること、 間違ったことは、すぐに自分を見つめ直し、反省して直す努力をすること。 当たり前のことをしっかりとできる人間性を磨くことです。 北方中学校の皆さんが自分の夢を実現してくれることは、私にとっての「夢」です。 後期のスタートにあたって、「このことは、こだわってやり続けよう」ということを自分で決めてください。そして、やり続けてください。>br> そんな皆さんの頑張りを応援したいと思います。頑張ってください。