７年もの長きに渡り、この北方中学校の職員玄関に「盆石」の 飾りをし続けていただいた安藤様には感謝の言葉しか思いつきません。ただ、もう一つすごいと思ったのは、７年間展示してあった盆石が、一度たりとも物がなくなったり、いたずらをされたりすることがなかったという事実です。その背景には、この盆石を素敵なものだと感じて鑑賞してくれた過去の先輩方や今の皆さんの温かい存在があったのです。職員室前の廊下で優しい眼差しで盆石を鑑賞する皆さんの存在こそが、安藤様の生き甲斐となっていたのです。これはとても素敵なことだと思います。これからも皆さんには、自分たちのちょっとしたしぐさや対応が周りの人たちの生き甲斐につながることがあると考え、日々、生活していってほしいと思います。
